MICHIBIKI PROJECT

さんさん館を中心とした南三陸町入谷地区活性計画

 

南三陸町入谷地区にある旧林際小学校「さんさん館」は、復興センターの機能を備えた宿泊施設です。東日本大震災以降、支援ボランティアや土木関係者、南三陸町を応援する観光客に多く利用されてきましたが、立地が分かりにくいことから施設の存在や地域の魅力を十分に伝えきれていませんでした。東北の復興を支えてきたさんさん館を中心に、入谷地区を元気にするために発案されたのがこのプロジェクトです。

サインは “さんさん館までの道の形” に “木のモチーフ” を重ね合わせることで今まで分かりにくかった道のりを的確に伝えます。従来の案内看板とは異なり道の形そのものを表しているため、目的地に加え地域の見所を紹介します。1 本の木が大きな森を作っていくように、同じデザインのルールで作られたサインを入谷地区全域に複数配置することで、単なる案内看板としてではなく、さんさん館から広がる一つのエリアとして地域の認識が高まることを期待しています。

また、利用者や地域の方々に愛着を持ってもらえるよう表示部には入谷地区の山林で育った杉材を使用し、製材加工等にも地域の産業を積極的に活用しました。ロゴマークはさんさん館の名前の由来でもある三つの山々をモチーフに、シンボリックなデザインに仕上げました。

 

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2014年 –  2016年

design 鈴木 僚   秋山 朝子   薄上 紘太郎

photo 鈴木 僚

client 宮城県南三陸町入谷地区

第50回日本サインデザイン賞 入選 / 地区デザイン賞