Cutlery for blind people

 

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目の見えない人も美しく食べられるカトラリー

盲目の人、視力の弱い人、治療等により目が覆われている人でも美しく食事ができるカトラリー。目の見えない人はお皿の上状況が分からないため食事動作が不自然になりがちです。中でもお皿を持ち上げ直接口に当てて食べる動作は自然な所作とは言えません。現状を観察し、ユーザーと共に検証を重ねることにより盲目の人でも美しく食事をとることのできるスプーンとフォークを制作しました。

 

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集める

お皿と接する面を平にし、スプーンとの接点を増やしました。今までと同じように使って、今までよりも美しく食べられます。点から面へ、新しい発想から生まれた形です。

 

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すくう

食べ物を口へ運ぶためには食べ物をスプーンの上にのせる必要があります。目の見えないユーザーにとって食べ物をスプーンの上にのせることは非常に難しくお皿の外に押し出してしまうこともあります。側面を薄くなめらかにすることでお好み焼きをひっくり返すように下からすくい上げられます。

 

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探す

目の見えないユーザーはカトラリーの先端でお皿の上の状況を把握します。フォークにはモノを刺すという大きな役目がありますが、先端のとがった形状はお皿の上で動かすには不向きです。先端全体のシルエットを丸く整えました。

 

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区別する

一般的にスプーンとフォークは先端以外同じ形をしています。片方へ目印を付けることで盲目の人でも先端を触ること無く区別が出来るようになります。

 

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見つける・持ち上げる

置いてあるカトラリー見つけ、持ち上げる動作は食事をとる際必ず行われます。柄部を立ち上げた形が 不自然になりがちな手探り動作をサポートします。目の見えないユーザーの心理に寄り添った、見つけ持ち上げるための配慮です。

 

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引っ掛ける

目の見えないユーザーはカトラリーのずれ落ちに気づけません。柄の後端を折り曲げることでこの問題を解消します。目の見えないユーザーに限らず嬉しい工夫です。

 

 

医美同源デザインコンペティション2016 大賞

 



“Cutlery for blind people” への4件のフィードバック

  1. 羽田雅臣 より:

    はじめまして、お世話になります。
    HPにて目の見えない方も使えるスプーン、フォークを見まして
    購入したいのですが、どちらで購入できますでしょうか?
    よろしくお願い致します。

    羽田雅臣

  2. ryosuzuki より:

    コメントありがとうございます。
    この製品は実用化を目指して制作されたプロトタイプのため現在は販売されておりません。
    今後の実現に向け努力してまいります!

    鈴木僚

  3. 沖田真一 より:

    鈴木僚様
    はじめまして。私も目の見えない方も使えるカトラリーを早く購入したいです。
    実用化の目処はついたのでしょうか?
    僚様のコメントを読むと、実現性のない商品のように思われてなりません。

    • ryosuzuki より:

      コメントありがとうございます。
      現在製品化に向け医療機関・作業療法士の方々と検証を続けています。実現にはハードルも多くまだまだ時間を要しますがあきらめず努力して参ります。
      また2016年11月26-27日に開催されます第16回東海北陸作業療法学会にて取り組みを紹介していただく予定となっております。
      当日の様子はwebに反映させていただきますので進捗をご確認頂ければ幸いです。
      鈴木僚

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